実は私、作家の司馬遼太郎さんの大、大、大ファンでして、中でも「竜馬がゆく」は私の中で1位2位にランクインするほどの大好きな作品。
人たらしの竜馬さん大好きすぎて、「竜馬がゆく」の8巻を携えて高知へ一人旅をしてきました。
しかも、初ひとり旅
お酒は大好きだし、高知に行くのなら飲み歩きたいと思いつつ一人で呑みにいけるのか不安を抱きつつ都内からジェットスターで高知龍馬空港へ
一日有給を使い、金曜日出発し、日曜日戻りでセールで航空券を取ったからか往復一万円で航空券が取れてビックリしました。
こんなもんで行けるならもっと早く行っとけば良かった…
今回の目的は坂本龍馬ゆかりの地めぐり、ひろめ市場で昼間から1人呑みが出来れば良いなくらいのゆるい目的を立てて出発しました。(一人旅って自分さえいいやと思えれば何でも良いので予定もゆるゆるで行きました)
高知空港から市内までの移動
高知空港に飛行機で到着し、とても小さい空港なので外に出れば市内までのバスが待ち構えています。
券売機で市内までの700円くらいのチケットを買い(ここの券売機大きな金額入れられないので1000円札用意しといた方が良いです)25分くらいバスに揺られて市内に行きます。
だんだん駅に近づくと路面電車が見えてきます。
(路面電車見るの初めてだったので一人でおおおおー!と興奮してました)
高知での宿泊先
今回宿泊先に選んだのは「高知アネックスホテル」
宿泊先の選定理由は、ひろめ市場や高知城、高知駅まで徒歩圏内で大浴場、サウナ付きであること。
そして価格がお安いこと。
高知アネックスホテルは全て揃っていました。
高知観光の中心は高知城周辺、高知駅あたりにギュッとまとまっている印象です。
繁華街や商店街も高知城周辺の徒歩圏内になるので高知観光の際に宿泊するのであればこのあたりにお宿を取ると良いです。(といっても、ホテルが多いのがこのあたりになるので結局このあたりに泊まることが多いんだと思いますが)
高知空港から市内へのバスは高知駅が終点になりますが、2,3駅前で途中下車して、まずはホテルにチェックインします。
今回金曜日、土曜日宿泊する2泊3日の工程だったのですが平日も休日も宿泊費同料金で1名1室1泊5400円(朝食込み)
なかなかお安い金額だったのでどうかなー?と思っていたのですが1人旅行なのでまあいっかーという思い切りで予約を取りました。
ホテルの場所はなかなか繁華街の中で、雑居ビルがある中にひょっこり現れる感じなのですがホテルのすぐそばになかなかグーグルの口コミでも評価の高い居酒屋があったりして、高級感があるのが好き、インスタ映えするようなホテルに泊まりたいという方には向かないかもしれませんが印象としてはちょっと古い田舎の普通のビジネスホテルといった感じです。
施設は古いなぁという印象ですがチェックインする際のスタッフさんの対応も凄く良かったし、問題なし!
ちなみにお部屋はこんな感じです。(暗くてすいません…)
一人で過ごすには全然問題なし!
龍馬郵便局
ホテルに荷物を置いたら、最初の目的である龍馬郵便局へ向かいます。
龍馬郵便局は全国で唯一の実在した人物がついた郵便局らしいです。
ここからお手紙を出すと龍馬さんの姿が描かれた消印を押してもらえるということで旅行が平日にあてられれば必ず行ってみたいところでした。
龍馬さんの姿の消印を押してもらえるには、窓口でお手紙を出す必要があるのでどうしても郵便局の空いている時間に入らなければならないので一番優先してそこへ向かいました。
龍馬郵便局はホテルから徒歩で20分くらいの場所でちょっと遠いかな?と思ったのですが初めて来た土地の雰囲気を味わいたいのであえて徒歩でぶらぶら歩いていくことにしました。
行った時は4月だったのですが気温が27度くらいでとっても暖かくて、何なら20分歩いただけで汗だくになりました(笑)
ぶらぶら歩いていく中で、道路の真ん中に植えてあるヤシの木みたいな木を見て、高知って都内の人間から見たら南国な感じだなーと思ったり、良さげな居酒屋を物色してみたり、アーケードを通って、ひろめ市場の入口を通り過ぎ、高知城を遠目に見たりしながら郵便局まで歩いて行きます。
何だか旅行ってこういう時間良いですよね。
龍馬郵便局は、大通りから1本中に入った場所に意外とひっそりあります。
これで合っているのかなぁと思いながらウロウロ歩いていたら郵便マークを見つけ、なんとか辿り着きました。
郵便局の目の前にはどぉおんと龍馬さんの像が立っています。
ポストの上にも龍馬像が乗っています。
龍馬ファンの私は「はわゎわわわわ!」と心の中で思いながらめちゃくちゃ郵便局の写真を撮るオタクと化しました。
郵便局から出てくる人や通りかかる人は普通に郵便局に用があって来ている地元の方ばかりだったのできっとはたからみたら「こいつ龍馬の追っかけ観光客だな」という感じだったに違いありません。
一通り写真を撮った後で中に入ってみます。
事前に坂本龍馬の形になっている記念はがきがあることはチェック済みだったので窓口で「龍馬さんのハガキありますか?」と聞いてみると「ああ、これですね」といってごそごそ後ろから龍馬さんの特別ハガキを出してきてくれました。
商品一覧みたいなものが大きく出ているわけではないので、龍馬さんのハガキが欲しい方は窓口で私と同じように「龍馬さんのハガキありますか?」と勇気を出して言ってみれば優しい郵便局員さんがすぐに出してきてくれますのでお試し下さい。
郵便切手も含めて450円くらいだったかと思います。
「ここらへんに龍馬さんのハンコ押すので、ここを開けて文字を書いて下さいね~」
とありがたい説明を頂き、「あっちの台にも龍馬さんの自分で押せるハンコあるので使って下さい」とグッジョブな案内を受けます。
こんな感じで自分でハンコをハガキに押しつつ、自分宛にお手紙を書きます。
郵便局員さん、慣れてらっしゃる…きっとこういう観光客よく来るんだろうな…
書き終わったら、窓口にハガキを出します。
そこで「今日高知に来られたんですか」と聞かれ(きっと私が明らかに観光客風だったのでしょう)
さっき飛行機で着いたばかりであることを話して、「高知楽しんで下さいね」と帰り際見送って下さいました。
これだけで、「もう高知大好きー( ;∀;)」となりました。
実は初一人旅で心細かったのですが、話しかけてもらえてほっこりしました。
龍馬郵便局は龍馬さんファンにはぜひぜひ行ってほしいのですが、注意点は
・平日のみ営業
・平日の午後5時までの営業
・窓口で龍馬さんの消印を押してくださいとお願いしなければ特別な消印は押してもらえない
なのでこれに行程が当てはまらない場合は行くのは厳しいです。
ただ、郵便局の前にある大きな龍馬像や珍しい龍馬さんが乗っているポストは郵便局は閉まっていても見ることができるのでそれでOKという方はいつ訪れても大丈夫かと思います。
私は高知で金曜日の夕方にお手紙を出して、高知から帰った次の日の月曜日くらいにお家のポストに龍馬ハガキが入っていて、何だか帰ってきても旅が続いているような嬉しさがあったのでぜひ、お時間がある方は行ってみて欲しいです。
コメント